J終了

うへえぇぇぇぇぇぇぇ、ほんの1ヶ月前に「浦和がやっちゃう」なんて想像してた人がどれくらいいただろうか。ACLでやっぱし優勝出来ませんでした。Jリーグ優勝でクラブWC出ちゃいます。てへへ。なんてのは、想像していたが、ACL優勝した瞬間に、Jの優勝は副賞みたいなもんとほとんどの人が思っていたはず。よくやってくれたおつかれちゃんねと。しかも、2位のガンバも勝手に失速してくれてるし。しかし、どうしたことか、ACL終了後の浦和のリーグ戦の成績は△→△→△→×。振り返れば、2位もガンバじゃなくて鹿が1ポイント差で迫ってる始末。でもね、最終節は図ったかのようなボーナスゲームな横浜FC戦。いやぁ、さすがにないよね?ないよね?と思ってたら・・・

キングカズのスーペルスルーパスでちゃたー!!

さっくり負け。ないよね?ないよね?と思いつつ、期待してたネタ師たちの思ったとおりに。でも、ACLの優勝を考えるとJも浦和優勝でよかったんじゃないだろうかと思う。そこを横から掻っ攫うあたりがなんとなく鹿っぽいけどね。それにしても、最終節前に鹿は3ヶ月負け無しの8連勝してたなんて、鹿サポ以外に知ってた人がいたんだろうか。9連勝ってすげぇなぁ。3ヶ月負け無しはウチもあったけど、9連勝はすごい。地味じゃなく派手にすごい。でも、地味な扱いだった。すごい逆転優勝だったのに、なんか地味な扱いだった。たぶん、この扱いがそのまま世間の感想なんだろうな。

要は節目節目で顔を出すキングカズはやはりさすがだと。

今シーズンは、リーグ戦が鹿島、ナビスコがガンバ、ACLが浦和という結果。我が横浜F・マリノスはリーグ戦7位、ナビスコBEST4と昨シーズンに続くグダグダっぷり。でも、早野って決まった瞬間に覚悟した完全なる降格争いはまったくなかったし、J2上がりのチーム相手に6戦1勝3敗2分と弱きを助け、強きを大して挫かない凄まじい結果を残しつつも、すべてのJ2あがりのチームの成績を上回り、7位(賞金1000万)を勝ち取ったのはそれはそれですごいと褒めよう。大島は日本人得点王になったしね。天皇杯は常々相性が悪いのであんまし期待しない程度に期待してます。

内容的に見ると、14勝 12敗 8分 得点 54 失点 35 得失点差 19 得失点差だけみると、4位の清水、5位の川崎にも勝っているし、2トップの大島が14点、坂田が10点、トップ下の山瀬(功)が11点。数字的には申し分なしなんだが、これは完全にプレスサッカーがはまっていた時期の貯金であり、この時期は、どのチームとやろうがまったく負ける気がしなかった。しかし、ガス欠後のチームは全然走れない、プレスがかけられない、得点の香りがまったくしない別チームへと変貌を遂げてしまった。サイド攻撃を主体としているにも関わらず、センタリング精度の低さがJでもずば抜けていた。特に右サイド、というか、隼磨のそれは目を覆いたくなるほどだったのでシーズンオフに死ぬほど練習してほしい。右サイドといえば、残念ながら吉田がクビになってしまったけど、新世代の旗手として、シーズン終盤にトップチーム入りし、試合にも出場した水沼は結構期待出来る。センタリングなどのキック精度も良さ気なので、来期までに1試合通して出れる体力をしっかりつけておいてもらいたい。左のMFは出来れば、乾が出来るようになってくれないかなぁというのは個人的な願望。

あとはアホみたいにいろんな選手をクビにしたお金のあまりでどれくらい選手補強するかだけど、とりあえずダジャレの退任が1番の補強かな。

まぁ、Jは地元応援、横浜に骨を埋めるくらいの所存ですので、ウンコ弱くても応援するけどさ。

とにかく逞しいチームになって欲しい。来シーズン、シーチケ買っちゃおうかなー。